Purpose
 

 

 

作業療法コラボレーション2011

 

趣意書

 

生活は私たちの最も基本的な活動であり、リハビリテーションに関わるすべての専門職は,対象者が安心して生活できるように,様々な援助を行う必要があります。そのためには、対象者に提供できる質の高い技術とコミュニケーション能力を身につけるために専門職として研鑽していくことが必要です。

 このような想いをもって,作業療法コラボレーション研究会を設立いたしました。対象者に対するリハビリテーションの質を少しでも向上させることは社会的なニードとも言えます。研究会の会員は、受講者や関心を持っていただいた皆さんすべてです。研究会では、領域や手技にとらわれず、建設的にコラボレーションを図るという意味を見いだしたいと思います。受講参加者が現在注目されている様々な治療理論や方法論の特徴や課題に触れることで、今後の臨床に有用な視点につながるきっかけとなるように期待しています。

 

「身、身体感覚、身体意識について考える

企画のねらい


 

 本企画は、身体図式、身体イメージ、身体感覚、身体認識などをキーワードに、人の行動や思考の源泉と身体との関連について考えていきたいという思いで企画しました。精神と身体は、本来分けて考えることができないというイメージを持っていても、臨床場面では別々に評価されているのが現状です。精神の機能が身体機能に影響を与え、身体機能は精神機能に作用するのであれば、病気や障害名を越えた対象者の理解ができるのではないかという期待感があります。そこで、企画に先立って、各講師には、発達障害、脳血管障害、パーキンソン病、統合失調症など診断名から当てはめる臨床像を一旦置いておいて、対象者の生活の中の行動や行為から観察し、理解する方法論からディスカッションを進めていけるように準備をお願いいたしました。
 作業療法コラボレーションは、今回で4回目となります。この度は、感覚統合療法の考え方について紹介していただき、ボバース、認知神経リハといった神経リハの立場、パーキンソン病、精神科疾患の臨床の立場から共通点と今後コラボレーションしていくにあたっての課題についてディスカッションを深めたいと思います。
 生活者の視点と科学をコラボレーションする試みについて提言したいと思います。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。

 

 


                                     企画者を代表して 宮口英樹

 

 

 

 
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